2012年2月11日土曜日

柏駅東口ダブルデッキ下のイワツバメコロニーが消滅

千葉県柏市のJR柏駅東口にあるダブルデッキと呼ばれる高架下には、1980年代からイワツバメのコロニーがあることで知られていました。
多いときには使用未使用含めて200近い巣がありました。
2006年の様子。天井と梁の境に巣が見える

イワツバメの巣(2006年8月)
ところが昨年2011年3月11日の震災後、耐震工事のためにデッキの補強工事がおこなわれています。昨日の2月10日に確認にいったところ、天井に板がはめ込まれ、巣が撤去されていました。また、一部はまだ巣が残っているようですが、板にふさがれているために利用は不可能です。
今後イワツバメが渡来したときにどう行動するか注目しています。現在のところ巣を作れる可能性がある場所がほとんどないので、営巣は難しいのではと思います。(柴田佳秀)

天井がふさがれてしまった現在の様子