2012年9月20日木曜日

50人が集まった日本鳥学会大会・自由集会

100周年を迎えた日本鳥学会の記念大会に、久しぶりに当会主催で自由集会を持ちました。

「都市鳥研究の現在とこれから」という、ややおとなしめのタイトルでしたが、大会最終日の夜(17日)にも関わらず、会場いっぱいの50人が集まり、意見交換がなされました。

話題提供として、「首都圏の都市におけるムクドリの塒の状況」が副代表の越川重治さんから、「全国の大都市におけるカラスの塒の状況」が新任幹事の柴田佳秀さんから、そして、「東京におけるタカ類の生息状況」が代表の川内博さんから報告され、それぞれについて、現状分析と今後のことについて討議され、会場から意見や情報が出されました。

また、そのほか、ブログでも話題となっている「イソヒヨドリの内陸部進出」の全国調査への発展、「スズメの現状」についての独自の調査・研究、「駅」に着目した都市鳥研究会ならではの調査展開など、興味深い研究提案が会場からなされました。

今年度は、現在までにすでに2ケタの新入会員をゲット! 「都市鳥研究のこれから」は新たな展望が見えてきました。