2016年3月21日月曜日

餌付く野鳥たち・・・ムクドリとカイツブリ

東京23区内の公園を歩いていて、以前にも増して、ヒトを見ると近づいてくる野鳥たちが目立つと感じるのですが、いかがでしょうか。以前からカモやユリカモメではよく目にした行動ですが、最近、ムクドリとカイツブリでそんな姿を目にしました。

ムクドリが「生ごみ漁り」をする姿は、2000年頃から見られていますが、315日、都立光が丘公園でパンくずを捲いている親父さんの周りに、ムクドリ10羽、スズメ20羽、ヒヨドリ1羽が集まっていました〔写真1〕。ムクドリが給餌に集まる姿は、今まであまり見たことがないように思うのですが、観察不足でしょうか。

翌日、練馬区立武蔵関公園の池でのカモに給餌風景を見ていたら、給餌している人の足元までカイツブリが近づきます。なんでと思いながら見ていると、手から何かをもらっていました。聞いてみると魚の切り身とのこと〔写真2〕。

一般の人の餌付けとともに、野鳥カメラマンが、いろいろな鳥に餌付けしていますが、この風潮はどんなことになるのか、興味をもってウオッチングしているところです。(川内 博)

(写真1)

(写真2)