2018年9月12日水曜日

お詫び・日本鳥学会大会へのイソヒヨドリの第2弾発表・中止

7月18日付当ブログで「なぜイソヒヨドリが内陸部へ・・・日本鳥学会大会で
第2弾を発表予定」とお知らせしましたが、発表者が参加できないという事情
により、ポスター発表・自由集会とも中止とさせていただきます。申しわけあ
りません。調査・発表に関わられた八王子・日野カワセミ会および伊豆野鳥愛
好会の皆様へお詫び申し上げます。

発表を予定していたメインの内容は、東京湾から約40㎞離れた丘陵地の東京都
八王子市・日野市一帯での繁殖地拡大の状況〔グラフ〕や営巣地の状況など。
また、静岡県伊東市におけるヒナへの給餌物の状況などです〔写真〕。

とくに伊東市宇佐美で撮られたヒナへの餌の種類の豊富さは、なぜこの鳥が今
まで「磯に執着」していたのか首をひねらざるを得ない状況です。餌は各種の
ガの幼虫、青虫、トカゲ、ムカデ、ハサミムシ・・・と手当たり次第なんで
も!といった状況で、しかも巣は隣りの家の2階の戸袋という、ムクドリのそ
れと同じパターンでした。
“イソヒヨドリは、なぜ今、内陸部に進出するのか”ますます興味がますとこ
ろです。発表予定の一部は、今秋発行の『都市鳥ニュース』No.25に掲載しま
す。