東京都心部にエナガが本格的に進出してきてから10年がたちますが、その勢いはますますさかんで、ここのところ明治神宮、自然教育園、小石川植物園などの緑地を歩くと、何つがいものエナガに出合います。
少し注意をしてみると、樹幹からコケをむしり取ったり、タカ類の食痕から羽毛を運んだりと忙しく巣造りにはげんでいます〔写真・川内博氏撮影〕。ここのところは、まだ尾はまっすぐで“尾曲り”個体は見かけていませんので、営巣には入っていないようです。
それにしても、巣の中には羽毛が詰め込まれ、その数は何本か調べたいと思っていますが、採取した完品の古巣を壊すのがもったいなく躊躇しています。巣穴から見ると中は羽毛がいっぱいで、そののなかで10羽ものヒナたちが育っていく過程が知りたいところです。
3月18日(日)のNHK総合の「ダーウィンが来た」はエナガとのこと。“巧(たくみ)の技で生きる! 里山のもふもふ鳥エナガ”というタイトルですので、その片鱗がわかるかもしれません。都市鳥研究会も番組作成にちょっぴりかかわっています。お見逃しなく。

