2022年1月17日月曜日

都心のカラスの個体数調査(2021年) 調査結果の確定数値

 2021年12月12日に実施した第8回都心におけるカラスの個体数調査(2021年)の確定数が決まりましたのでお知らせします。

都心3カ所の集団塒のカラスの羽数

自然教育園25羽、明治神宮1580羽、豊島ケ岡墓地1180羽、計2785羽

なお、2021年12月18日にこのブログに投稿した速報値(自然教育園24羽、明治神宮1576羽、計2780羽)は上記のように訂正します。

現在、減少要因の分析や今後の課題なども含めて報告書としてまとめているところです。詳細は2022年発行予定の会誌『URBAN BIRDS』に掲載しますのでご覧ください。数値の引用等を行う場合は事務局か調査責任者にご連絡ください。あるいは『URBAN BIRDS』発行後にお願いします。(文責 唐沢孝一・越川重治・金子凱彦)


2022年1月13日木曜日

会員からの投稿 ハクセキレイの戦い

11月のある日、自転車で自宅近くの大分川(大分県大分市)で探鳥中、堤防の下の河川敷の舗装された人道・自転車道で、ハクセキレイの雌が2羽、地面で採餌していました。

そこに1羽の雄が来て3羽で、やや距離を保ちながら採餌していました。そこにもう1羽雄が来て様子が急変しました。

雄同士で取っ組み合いとなり、空中と地上で激しい争いとなりました。【写真】 互いに力が拮抗していたのか、なかなか勝負は決まらず、その間何度か人や自転車が通るたび、両者はその場を離れ、再度戦いが始まるといった具合でした。雌は2羽ともその場を離れ、私の視野からは消えていました。

結局、この戦いは顔が黄色く背中の色が薄い若い個体が勝者となりました。その後その若い雄と雌が河川敷のフェンスに仲良く止まっているのを見かけました。(鈴木達雄)