東京・港区の国立科学博物館附属自然教育園(通称・自然教育園)は、かつては「カワセミの子育てライブ」が有名でしたが、このところは「オオタカの子育てライブ」が園内で放映されています。この地では、皇居や赤坂御用地、明治神宮に続いて、2017(平成29)年、園路の真上で営巣を始めて以来、昨年(2024年)まで、園内で営巣し、19羽の若鳥が巣立っていきました。
今年は原因不明で営巣をしませんでしたが、その間8年間の子育てのようすは、ビデオカメラで記録され、来園の皆さんが大型のモニターで観ることができるようになっています。
ビデオの性能はだんだん高機能となり、夜間をふくめてそのようすが終日記録され、真夜中にアオダイショウやハクビシンの襲来をうけて、親鳥が戦うシーンなども見られます。このたび、自然教育園でのオオタカの子育ての全貌を知る遠藤拓洋さんのトークイベントが、いま開催されている企画展『自然教育園のオオタカ~都会に生きる空のハンター』の一環として開かれることになりました。【ポスター参照】
日時は6月28日(土)10時~11時30分。会場の定員は30名ですが、オンラインで100名(小学4年生以上が対象)が無料で参加できます。ただし、6月21日までにWebで申し込む必要があります。受付けはすでに始まっていますので興味ある方はお急ぎください。なお、入園の場合は一般320円、高校生以下・65歳以上は無料です。