日本野鳥の会東京・NPO法人バードリサーチと当会で共催しました「東京の環境を考えるシンポジウム 第4回・東京郊外・北多摩の自然 “武蔵野”の自然の今と昔・そして未来」は、4月19日(土)の午後、渋谷区立千駄ヶ谷区民会館で、36名の参加を得て、予定通り終了しました。シンポの中心テーマから“ツミ・シンポ”ともいえる内容となりました。
かつて“幻の鷹”とまでいわれたこの鳥が、1980年代半ばに武蔵野の森に姿をあらわすと、独特の大きな声が目立ち・人をほとんど警戒せず・団地の中の林や車通り沿いの街路樹にも営巣するという、予想もしなかった繁殖生態を見せています。
当会としては「都市鳥」としてのツミということで、この企画に参加しましたが、今回の議論では納得のいく結論が得られませんでした。今後も“なぜ猛禽が大都会に”という謎を追っていきたいと思っています。