その内容をかいつまんで紹介しますと、「30余年を経過する当マンション団地の緑地で、初めてツミを観察【写真1】。何度も見聞きし、雌雄も確認したので繁殖か?と調べたが、その後、若鳥も発見【写真2】したことにより、近くで営巣し、子育ての場所として、市内有数の緑地である団地に訪れたと思われる。」というものでした。1か月以上滞在したツミの親子も、9月初めに旅立ちました。
団地の緑地を“わが庭”として、日ごろから観察していますが、「全国鳥類繁殖分布調査」が佳境に入っていますので、そろそろリストを作り、記録ノートを整理しようかと準備しているところです。
ところで、日ごろの観察を「まとめ」ると、どんな成果が得られるかという講演会『東京の野鳥たち・月例探鳥会のデータから見えてきたこと』が、10月28日(日)に東京・杉並のJR中央線・阿佐ヶ谷駅近くの細田工務店会議室で開催されます。日本野鳥の会東京の主催で、詳しくは同会・研究部のホームページ〔※〕にアクセスしてください。(川内 博)
※ http://www.yacho-tokyo.org/birdstudy/
〔写真1〕 |
〔写真2〕 |