コロナ禍のなか、Zoomなどを使ったオンライン授業が多くの学校で行われていますが、鳥の世界でもさかんになってきています。
当会も協力した「銀ぱち講演会」(9月22日)は予定通り、会場とオンラインで実施され、好評でした。10月に入ると、10月23日(金)のバードリサーチの「小笠原諸島~伊豆諸島 ツバメの渡り調査」(講師:重原美智子氏・写真)、24日(土)には、山階鳥類研究所・我孫子市立鳥の博物館共催の「ムクドリの子育て事情」(講師:齋藤安行氏)の講演がオンラインで配信されアクセスしました。前者は夜8時から、後者は午後1時半からで、後者については、当会会員にもその案内をメールで知らせました。
両講演とも初めて聞くタイトルではありませんでしたが、その後の研究のようすを知るチャンスで、興味深く見聞きしました。とくに「ツバメ」の方は、以前発表を聞いた時は、どんな展開になるかと案じていましたが、研究者の粘り強い観察・聞き込み・聞き取りなどで、“太平洋上を北上するツバメ”のルートがおぼろげながら見えてきた感がありました。<拍手!!>
室内での講演会・発表会なども軒並み中止となっているなかで、インターネットを使ったオンライン講座は、自宅で受講できるためか、いずれも100名以上の聴講があり、ますます盛んになりそうです。 〔都市鳥研究会・事務局・川内 〕