2026年1月26日月曜日

『URBAN BIRDS』Vol.42を発行しました

都市鳥研究会の研究会誌として年1回発行している『URBAN BIRDS・Vol.42』を発行しました。

今号のトップは、当会が40年前の1985(昭和60)年から5年ごとに実施している「東京駅を中心とした3㎞四方におけるツバメの繁殖状況」調査の報告で、今回は第9回となります。

1回目の調査では44か所の営巣地が発見されたのが、第2回調査では半減し、それ以降も減り続け、今回確認できたのは11か所でした。減少の原因は“営巣地不足”。東京の中心であるこの地ではツバメの好む古手のビルは次々とガラス張りの高層ビルに変わり、営巣場所がなくなっている状況が顕著です。

そんな中、国の重要文化財に指定されている「東京駅」【写真】の構内で初営巣?というトピックもありました(本ブログ8月17日付でも紹介)。今春も営巣するか調査を継続する予定とのことです。

次いで、大阪からは「堺市におけるムクドリの離塒行動と就塒行動」ということで、市内4カ所の集団塒地で、その周年変化と影響要因についての調査の様子と考察が報告されています。

千葉からは「市川市でのコサギとアマサギの地上営巣」というタイトルで、さまざまな事例も参考に、市内での状況が報告されています。

愛知からは「名古屋の都市公園でのスズメとムクドリのカナリーヤシへの営巣とスズメの特異な営巣実態」、

埼玉からは「蓮田市で繁殖したツミの観察記録」として、2012~14年および2025年の観察記録など7件が収録されています。

本誌のバックナンバーについては、当会HPの「会誌URBANBIRDS」のコーナーをご覧ください。〔事務局〕