調査地は東京都心の明治神宮(渋谷区)、自然教育園(港区)、豊島ケ岡墓地(文京区)の3ヶ所で行ってきました。1985年から2000年まではカラスの個体数は増加し、2000年には18,664羽を記録しましたが、それ以降は年々減少し、2015年には4,804羽となり2000年の26%に激減しました。この現象に歯止めがかかったのか、減少はまだ続いているのかたいへん興味深い問題です。〔グラフ〕
カラスの集団塒の個体数調査はたいへん多くの方々の協力が必要です。来年の調査の際はぜひみなさんご協力ください。都市鳥研究会のホームページで協力者の募集をしますのでよろしくお願いいたします。(都市鳥研究会事務局)