2020年7月16日木曜日

第8回・『都心におけるカラスの集団塒の個体数調査(2020年)』は来年に延期 します

1985(昭和60)年から5年ごとに、12月に実施しています『都心におけるカラスの集団塒の個体数調査』は、新型コロナウイルスの終息の見込みが立たず、今年は中止し来年に延期します。

調査地は東京都心の明治神宮(渋谷区)、自然教育園(港区)、豊島ケ岡墓地(文京区)の3ヶ所で行ってきました。1985年から2000年まではカラスの個体数は増加し、2000年には18,664羽を記録しましたが、それ以降は年々減少し、2015年には4,804羽となり2000年の26%に激減しました。この現象に歯止めがかかったのか、減少はまだ続いているのかたいへん興味深い問題です。〔グラフ〕
カラスの集団塒の個体数調査はたいへん多くの方々の協力が必要です。来年の調査の際はぜひみなさんご協力ください。都市鳥研究会のホームページで協力者の募集をしますのでよろしくお願いいたします。(都市鳥研究会事務局)