2020年6月28日日曜日

都市鳥ニュース・No.28・「特集 ムクドリの集団ねぐらの実態・1」を発行しました

年2回発行しています都市鳥研究会の広報誌『都市鳥ニュース』のNo.28を発行しました。今回は、数十年来、首都圏の街で、全国の街で、住民や通勤・通学者、買い物客、そして行政に迷惑がられている“繁華な場所でのムクドリのねぐら”問題を特集しました。
ムクドリがなぜ人に嫌がられながら、繁華な場所に多数でねぐらをとるのか、その理由のひとつとして、「身の安全をより確保できる場所で夜を過ごす!」ためにその地を選んでいること。数年前、ニュース報道番組の取材に同行して、さいたま新都心駅近くのねぐらを見ていた時、薄暮のなか、ムクドリの群れが私のいる方向へ、まさに“血相を変えて”で飛んで逃げてきたことを思い出します。原因はオオタカの出現!もちろんムクドリの顔が見えたわけではありませんが、飛び方にそれを感じました。【写真】

この問題は日本だけではありません。イギリスで、アメリカで同じなかまのホシムクドリが、桁違いの数の群れで、同じように大都市の一角で“社会問題”が発生させています。
今回は、その1として、千葉・埼玉の事例を紹介しました。興味のある方は、メールでご連絡ください。掲載号をメールでお贈りします。 
e-mail:hkawachi2dream@yahoo.co.jp      (都市鳥研究会・事務局)