2022年7月19日火曜日

銀座のデパートに付けたツバメの「人工巣」で初めての巣立ちとカラス対策バリケードの設置

   東京銀座の老舗デパート「松屋銀座」の東館(中央区銀座3丁目)は、40年前から営巣が継続されている場所ですが、最近営巣場所の環境が変わってきて、造巣が難しい状況になってきました。そこで2019年3月にひさしの裏側に人工巣を取り付けました。その人工巣で今年6月に初めて4羽のヒナが巣立ちました。【写真1】

   松屋銀座東館の裏の集荷場にもツバメが営巣していますが、蛍光灯が取り外されることになり、今年3月に人工巣を2か所取り付けました。そこの人工巣にもツバメ夫婦が利用し始めたのですが、設置した場所が通りに面していてカラスに襲われる可能性があるということで、「カラス対策」を6月24日に行ないました。【写真2・3】

   その後、バリケードで守られた巣ではヒナたちが元気に育ち、昨日(7月18日)立ち寄った時、巣立ち間近なヒナたちを見ることができました。【写真4】〔金子凱彦・川内 博〕


写真1

写真2

写真3

写真4