都市鳥研究会の事務局がある埼玉県和光市や朝霞・新座市は、東京23区の練馬や板橋と隣接する場所で、比較的緑地の多い地域です。この一帯でのイソヒヨドリの出現や繁殖状況については、2022年5月27日付の本ブログで同名のタイトルでアップしました。今回はそのパート2として2026年4月下旬までの状況を紹介します。【写真1・イソヒヨドリの雄】
和光市での状況は、和光市駅前のビル街の屋上で囀る姿を行くたびに観察していて、営巣地での巣立ちビナも確認しています。また、ここ以外でも郊外に建つ「東京北部郵便局」で毎年営巣していて、昨年6月4日にも巣立ちビナを確認しました【写真2】。
朝霞市では、これまでも駅からやや離れた住宅街のマンションの屋上で囀る姿を何度も観察しているほか、昨年5月に朝霞駅近くでの観察情報があり気にしていたところ、今年の4月11日の夕方、その姿と囀りを駅から徒歩2分の場所で確認しました。また、同市の北朝霞駅では昨年5月23日朝に、駅に隣接するホテルの屋上で囀る雄を確認しました。
新座市では2021年5月に初記録。翌年5月23日に新座駅のホームに隣接したマンションのベランダで囀る姿を確認しました。今春も同地での観察を行いましたが、今のところこの2例だけです。
志木市では、2022年5月12日に駅に隣接した商業施設のベランダで地鳴きや囀りが記録されましたが、今のところこれが唯一の記録と思われます。
※新座市・志木市においては調査頻度が低いため、情報不足と思われます。
イソヒヨドリは全国的にその生息分布を広げていて、現在もその状況が続いています。その拡大理由はいまだに“謎”のままです。各地のようすをお知らせください。〔川内 博〕

