2022年3月15日火曜日

銀座のデパートにツバメのための人工巣を取付けます・今春の成果が楽しみです

東京銀座の老舗デパート「銀座松屋」は“ツバメの定宿”として知られています。銀座で長期間営巣を続けているのはここだけです。

その東館(中央区銀座3丁目)では、昨年までツバメが利用していた蛍光灯がすべて取り外され、巣が撤去されました。

銀座のど真ん中で巣を作る足がかりがある建物はほとんどありません。そこでツバメの手助けをしようと、松屋デパートさんの協力を得て、人工の巣を取り付けることとなりました。今春、その成果が楽しみです。(金子凱彦)


昨年までツバメは庇下の蛍光灯のカバーで営巣していました。カバーに切り込みを入れて持ち上げ、巣やヒナが落ちないように工夫されています。デパート関係者に守られていました。


     庇の天井下に付いていた蛍光灯が外されました。柱や壁に人工の巣を付ける予定です。