ここ数年来、ちょっと気にしていることがあります。“最近カルガモの親子連れを見かけない!?” カルガモ(軽鴨)は日本で繁殖する水鳥のなかでもっともポピュラーな種類。全国各地の池・川・湖・海岸などの水辺で一年中、群れやペアでその姿は見かけ、ふつう過ぎてレンズを向けることがあまりない種類です。
ところが、ここのところ成鳥の姿や小さな群れは一年中見かますが、「親子連れ」というシーンを見かけていなことに気づき、都内や首都圏の水辺を歩いたとき気にしています。最近の私のフィルムライブラリーの中からは親子のシーンが発見できていません。
この話題をだすために、メモを見ながら探し当てたのが「2014年6月19日・東京都板橋区の赤塚溜池」での一枚。かつては毎年数つがいペアがいて、ときに同じ時期に孵化した子供たちが集まることがあり、写真には14羽のヒナが写っています。ここには毎年立ち寄っていますが、数年来親子の姿を見かけていません。
同じように、フィールドとしている東京23区の練馬や板橋、埼玉県の和光市や朝霞市、戸田市などの河川や公園の池、湖などで気にしながらチェックしていますが、“親子連れを見ない”ことが数年続いています。とともに、カルガモ自体の数が減っているような印象を持っています。
これは一個人が“なんとなく気にしている”ことで、きちんとした調査をしたわけではありません。他の地域でも同じような現象が見られているのか、そんなことはないのか、興味を持たれた方は都市鳥研究会へご連絡ください。一緒に調べてみましょう。〔川内 博〕